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米グローバルホーク、再び韓半島飛行…北朝鮮の軍事パレード準備を偵察

米グローバルホーク、再び韓半島飛行…北朝鮮の軍事パレード準備を偵察

Posted September. 06, 2021 08:46,   

Updated September. 06, 2021 08:46

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北朝鮮の平壌(ピョンヤン)付近で最近、軍事パレードを準備する動きが捉えられた中、米国の高高度無人偵察機グローバルホーク(RQ4)が韓半島に飛んできて、軍事境界線(MDL)付近で長時間、北朝鮮を監視した。

5日、複数の軍用機追跡サイトによると、グローバルホークは4日午後、在日米軍の横田空軍基地から韓半島上空に飛んできた。このグローバルホークは、南海岸と西海(ソヘ・黄海)上空を通って北上した後、5日午前までMDL付近を数回東西方向に飛行した。在日米軍基地からグローバルホークが韓半島上空に飛んできたのは、今年下半期、韓米合同軍事演習が終了した翌日の先月27日以来8日ぶり。

グローバルホークの韓半島出撃は、韓米情報当局が北朝鮮の奇襲挑発や武力示威の可能性を注視していることと関連があるとみられる。7月から定例の夏季訓練を実施している北朝鮮が、9日の建国記念日を前後して北朝鮮版イスカンデル(KN23)改良型など対南攻撃用の新型兵器や新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を実施する可能性があるという観測も流れている。移動式発射台(TEL)の動きなど北朝鮮の軍事動向を監視するジョイントスターズ(E-8C)地上監視偵察機も4日、西海上空を飛行した。

また、平壌(ピョンヤン)の金日成(キム・イルソン)広場から5キロ離れた美林(ミリム)飛行場では、先月末から最大1万人ほどの兵力が隊列をなして集結・行進する様子が捉えられているという。このような動きをめぐって韓米当局は、来月10日の朝鮮労働党創建76周年の軍事パレードの準備をしていると見ている。北朝鮮は昨年10月の党創建75周年の軍事パレードで、超大型大陸間弾道ミサイル(ICBM)と新型SLBM「北極星4」を公開し、今年1月の第8回党大会の軍事パレードでは新型SLBM「北極星5」を公開した。


申圭鎭 newjin@donga.com