Go to contents

LG電子の営業利益が2期連続で1兆ウォン台、米ワールプールとの格差を広げる

LG電子の営業利益が2期連続で1兆ウォン台、米ワールプールとの格差を広げる

Posted July. 08, 2021 08:23,   

Updated July. 08, 2021 08:23

한국어

LG電子が初めて、2期連続で1兆ウォン台の営業利益を記録した。消費者らが引き続き、自宅のプレミアム家電に財布の紐を緩め、LG電子の生活家電(H&A)事業本部は米ワールプールとの格差を大きく広げたものと見られる。

LG電子は7日、売上高17兆1101億ウォン、営業利益1兆1128億ウォンの第2四半期(4~6月)の暫定業績を公示した。売上は昨年第2四半期より48.4%も伸び、第2四半期基準では史上最高の業績を記録した。第2四半期に営業利益が1兆ウォンを上回ったのは、2009年(1兆2438億ウォン)以降12年ぶりのことだ。LG電子は第1四半期(1兆7673億ウォン)に続き2期連続で1兆ウォンを超える営業利益を上げ、今年上半期(1~6月)に初めて半期の営業利益が2兆ウォンを超える見通しだ。

業績を牽引したのは生活家電だ。業界ではLG電子のH&A事業本部が6兆ウォン台の売上、6000億ウォン程度の営業利益を上げたものと見ている。これは、グローバル生活家電トップの座を巡り、競合している米ワールプールの第2四半期の売上げより1兆ウォン以上多い数値だ。LG電子は、ワールプールより第1四半期の売上で6000億ウォンほど上回ったのに続き、第2四半期も格差をさらに広げた。

テレビ事業を担当するHE事業本部も、有機発光ダイオード(OLED)テレビの成長を追い風に、5年ぶりに第2四半期の売上高が4兆ウォンを上回るものと見られる。電装(VS)事業本部は、前年同期比1兆ウォン増の1兆9000億ウォンの売上を記録したという。下半期も家庭内家電の人気が続き、電装事業が黒字転換に成功すれば、LG電子は今年全体の売上が70兆ウォン、営業利益が4兆ウォンを達成するという見通しが出ている。特に、スマートフォン事業から撤退して赤字を出してきたMC事業本部の業績が第2四半期から中止営業損失となり、営業利益から外され、業績が大幅に改善する見通しだ。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com