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現代自動車、米で自律走行車の商用化に拍車

現代自動車、米で自律走行車の商用化に拍車

Posted November. 19, 2020 08:24,   

Updated November. 19, 2020 08:24

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現代(ヒョンデ)自動車の米自律走行合弁法人「モーショナル」が、自律走行商用化のための準備に拍車をかけている。

18日、現代自などによると、モーショナルは最近、ラスベガスのある米ネバダ州から運転者無しで一般道路を走ることができる自律走行の試験許可を受けた。運転者が搭乗しない状態で自律走行試験を行うのは、ネバダ州ではモーショナルが初めてだ。モーショナルは、安全のために助手席に人を搭乗させる予定だが、運転席は空けたまま、実際の道路状況からレベル4の自律走行技術を点検する方針だ。レベル4は、非常時に備えて運転席はあるが、人が運転に介入しない自律走行段階だ。試験には、クライスラーのパシフィカ・ミニバンが投入される。

今回の試験で、モーショナルは2022年の自律走行タクシー(ロボタクシー)の商用化に一歩近づいた。モーショナルは2019年9月、現代自と米自律走行会社・アプティブが、それぞれ20億ドル(当時基準で約2兆3910億ウォン)を投資した合弁会社で、シンガポールやラスベガスなどでロボタクシーのモデル事業を行っている。一方、日本のホンダも今月11日(現地時間)、運転者は搭乗するものの、前方注視をしなくてもいい「レベル3」の自律走行車の走行と販売のため、日本政府から認可を受けており、米テスラも先月、完全自律走行(FSD)のベータ版を出すなど、自律走行商用化のための自動車業界間の競争も本格化している。


徐亨錫 skytree08@donga.com