Go to contents

バイデン氏「米国は戻ってきた」、欧州首脳と電話会談

バイデン氏「米国は戻ってきた」、欧州首脳と電話会談

Posted November. 12, 2020 08:48,   

Updated November. 12, 2020 08:48

한국어

米大統領選で勝利を宣言した民主党のバイデン前副大統領が10日(現地時間)、欧州の主要国の首脳らと電話会談を行い、「米国は戻ってきた」と伝えると共に、グローバルな協力を強化する意向を明らかにした。トランプ大統領が大統領選の結果を受け入れない考えを明らかにしているが、バイデン氏本人が米国の指導者ということを示し、国際舞台にメッセージを発信したのだ。

 

同日、バイデン氏の政権移行チームの報道資料によると、バイデン氏は英国のジョンソン首相、フランスのマクロン大統領、ドイツのメルケル首相、アイルランドのマーティン首相と続けて電話会談を行った。前日には、カナダのトルドー首相が世界の指導者としては初めてバイデン氏と電話会談した。

バイデン氏は、デラウェア州ウィルミントンで行った記者会見で、「外国首脳との電話会談でどのような話をするのか」という質問に、「米国が戻ってきたと知らせた。(外交の)ゲームに復帰する」とし、「もう米国単独主義ではない」と述べた。また、「国際社会において米国を尊敬される地位に戻せると確信している」と付け加えた。

大統領府関係者は11日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領とバイデン氏の電話会談について、「明日(12日)会談できるよう時間を調整している」と明らかにした。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 ファン・ヒョンジュン記者 lightee@donga.com · constant25@donga.com