フェデラーが今季７度目の優勝飾る スイス・インドアーズ・バーゼル

「テニス皇帝」ロジャー・フェデラー（３６＝世界ランキング２位）が今季７度目の優勝を果たした。幼年期にボールボーイをした故郷のスイス・バーゼルで行われた男子プロテニス（ＡＴＰ）ツアーで難敵を破って優勝カップを掲げ、喜びもひとしおだった。

フェデラーは３０日に開催されるスイス・インドアーズ・バーゼル男子シングルス決勝で世界ランキング１９位のフアン・マルティン・デル・ポトロ（アルゼンチン）に２－１（６－７、６－４、６－３）で逆転勝利を収めた。デル・ポトロはフェデラーが２０１２年と２０１３年に同大会決勝で対戦していずれも敗れた相手だ。デル・ポロトとの対戦成績は１８勝６敗（３０日基準）で勝ち越しているが、とりわけ同大会だけは苦戦した。だが、フェデラーは同日、ようやくジンクスを克服し、優勝賞金３９万５８５０万ドル（約５億１８００万ウォン）の主役になった。全豪オープンとウィンブルドンなど２度の４大大会を含めて今季７度目の優勝だ。

フェデラーは同大会だけで８度目の優勝を果たし、大会最多優勝者となった。また、今回の優勝でフェデラーはＡＴＰツアー通算９５度目の優勝を記録した。これは１０９度の優勝を記録したジミー・コナーズ（米国）に次ぐ２番目に多い記録だ。今週フランス・パリで開催されるロレックス・パリ・マスターズに不参加したフェデラーは来月１２日、英国ロンドンで開幕するＡＴＰファイナルズに出場する予定だ。

金在亨 monami@donga.com