勝利は逃したが、良い流れをつないだ。
ロサンゼルス・ドジャースの柳賢振(30)が23日、ロサンゼルスのドジャーススタジアムで行われたニューヨーク・メッツ戦で5回を投げ5安打(2本塁打含め)2失点し、安定した競技力を見せた。3-2でリードした状況で5回を終え、勝利投手の要件は満たしたが交代投手のクリス・ハッチャーが同点を許し、今季4勝目はならなかった。
柳賢振は1回表にメッツの先頭打者カーティス・グランダーソンに本塁打を許したが、その後は安定を取り戻した。この日、最高球速149.6キロをマークした速球で積極的な試合運営を繰り広げあ。全86球のうち38球を速球で投げ直球の割合を44%まで上げた。5回表の1死1、2塁の場面でも高めの速球でダブルプレーを誘導し、危機から抜け出した。このほか、カーブ18球、チェンジアップ15球、カッター9球、スライダー6球を投げた。速球の威力が上がり、変化球の効果も同時に上がった。防御率は4.35から4.30に下がった。
姜泓求 windup@donga.com