国連筋は、「これまで主に第3世界の独裁政権について語った言葉だが、国民の信頼に反するすべての指導者に該当する話ではないだろうか」と説明した。
潘氏は退任後の大統領選出馬についての質問には、「(その話は)20日に予定された特派員団懇談会でする」とし、「1月半ばに帰国する予定に変わりはない。(韓国に行って)国民の意見を聞いて韓国に役立つ道を模索する」と述べた。
潘氏は最近、大統領選出馬の意思を明らかにした同じ忠清(チュンチョン)圏出身の鄭雲燦(チョン・ウンチャン)元首相について、「よく知る間柄だ。米プリンストン大学招聘研究員として来ていた時もよく会った」と明らかにした。しかし、「鄭氏の大統領選出馬をどう思うか」という質問には「よく分からない。国内(政治)がどう回っているのか正確に分からない」と付け加えた。
潘氏は同日午前、ホワイトハウスでオバマ大統領とバイデン副大統領、ライス国家安全保障補佐官と会って別れのあいさつをした。オバマ大統領は、「国際政治は複雑で困難なことが多く、(スポーツにたとえるなら)野球に似ている。野球では打率が3割なら大変な強打者だが、潘氏は(3割打者のように)国際社会の難題を成功裏に導いた」と称賛した。これに対して潘氏は、「オバマ大統領は温暖化問題など多くの問題でホームランを打った。おめでとう」と称えた。
夫亨權 bookum90@donga.com