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金淇春氏と禹柄宇氏、与野党が国政調査証人に採択

金淇春氏と禹柄宇氏、与野党が国政調査証人に採択

Posted November. 22, 2016 09:01,   

Updated November. 22, 2016 09:03

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検察が朴槿恵(パク・クンへ)大統領を「崔順実(チェ・スンシル)国政壟断」の共犯と明らかにしたことを受け、野党は一斉に金淇春(キム・ギチュン)元大統領秘書室長と禹柄宇(ウ・ビョンウ)前民政首席秘書官を攻撃した。

野党「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)代表は21日、最高委員会議で、「検察が禹柄宇氏を見逃し、(前日の発表で)収賄罪を除いて大統領を見逃し、大企業も見逃した」とし、禹氏を直ちに拘束しなければならないと主張した。野党「国民の党」の朴智元(パク・チウォン)非常対策委員長は、非常対策委員・国会議員連席会議で、「私は象を針で刺し殺すために死ぬまで刺すと言ったが、136回(随時)刺して(主張して)禹柄宇氏は(首席秘書官の地位から)退いた」とし、「今や金淇春氏(の番)」と強調した。与党セヌリ党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)院内代表も前日、「禹氏に対する捜査にスピードを出さなければならない」と」と指摘した。

政界が金氏と禹氏をこの事件の核心と目星をつけた理由は、崔順実容疑者の国政壟断が監査機関を掌握した「金淇春-禹柄宇」ラインの黙認または支援がなければ不可能だったと見るためだ。

このため与野党は、30日から来月14日まで続く国政調査に金氏と禹氏を証人として出席させることで合意した。崔容疑者だけでなく李在鎔(イ・ジェヨン)三星(サムソン)電子副会長と具本茂(ク・ボンム)LG会長、金升淵(キム・スンヨン)ハンファ会長、孫京植(ソン・ギョンシク)CJ会長、辛東彬(シン・ドンビン)ロッテ会長、鄭夢九(チョン・モング)現代(ヒョンデ)自動車会長、趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進(ハンジン)会長、崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長など朴大統領と単独面談した8大グループの総師も証人リストに含まれた。許昌秀(ホ・チャンス)全国経済人連合会会長、李承哲(イ・スンチョル)全経連常勤副会長も国会の証言台に立つとみえる。ただし、朴大統領の証人採択については与野党は合意に至らなかった。

「朴槿恵政府の崔順実容疑者など民間人による国政壟断疑惑事件の真相究明に向けた国政調査特別委員会(国調特委)」のセヌリ党の李完永(イ・ワンヨン)、「共に民主党」の朴範界(パク・ボムゲ)、「国民の党」の金京鎮(キム・ギョンジン)幹事は同日、国会で彼らを含む21人の証人リストを発表した。そして、「証人と現場調査機関は今後の協議でさらに増やせる」と明らかにし、過去最大規模の国政調査を予告した。

 



吉鎭均 leon@donga.com