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15日スタート! アマチュアライダーの「夢の大会」TDKスペシャル

15日スタート! アマチュアライダーの「夢の大会」TDKスペシャル

Posted October. 12, 2016 09:08,   

Updated October. 12, 2016 09:10

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参加するだけでもサイクリングの達人であるという太鼓判がもらえる。数百万に上るアマチュアライダーたちに「夢の大会」と呼ばれる「ツール・ド・コリア(TDK)2016スペシャル」の開幕が3日後に迫った。

国民体育公団と東亜(トンア)日報社が共同主催する大会は、15日、慶尚南道巨昌郡(キョンサンナムド・コチャングン=114キロ)、16日に山清郡(サンチョングン=100キロ)、17日に咸陽郡(ハムヤングン=103キロ)で開催される。自転車の国際道路レースでエリート選手が一日に150キロ前後を走ることを考えれば、アマチュアたちには決して容易くない距離だ。

国内唯一の国際サイクル連盟(UCI)大会である「ツール・ド・コリア」とともに開催されてきたスペシャル大会は、2013年から分離開催となり、レベルが大きく上がった。2013年に全羅南道(チョルラナムド)、2014年に済州道(チェジュド)、2015年には忠清南道(チュンチョンナムド)で開催され、今年は慶尚南道の街を走る。

毎年、同好会ライダーを対象に全国で100以上のサイクリング大会が開かれているが、TDKスペシャルは大韓自転車連盟(ク・ジャヨル会長)がUCI規定に従って主管する、唯一の公式大会だ。

大会のレベルを保つため、出場資格を厳しく制限している。自転車連盟が2013年から始めた「マスターズ・サイクリングツアー(MCT)」大会で、これまで積み上げたポイントが全体300位内に入るライダーだけがTDKスペシャルに参加できる。今年は昨年より3チームが増え、全25チームが出場する。各チームは最少4人から最大6人で構成されるが、6人が出場するチームがほとんどだ。

大会の審判部長を務めるチャン・ウンギ大韓自転車連盟審判理事は、「他大会はローカルルールで行われるが、TDKスペシャルは国際大会と同一水準で運営される。営利目的のイベント大会でない上、実力を認めてもらいたい愛好家たちが参加するため、競技力の準プロ以上」と話した。

表彰はエリート大会のTDKと同じだ。各区間ごとの個人1位、山岳王、スプリント王、ベスト・ヤングライダー、団体1位を争い、3区間合計で個人総合優勝と団体優勝を選定する。出場者らは、3日間、5ヵ所の山岳区間を走らなければならない。巨昌区間だけでも山岳区間が1ヵ所あるが急勾配になっているため、初日から厳しいレースが予想される。

午前10時にスタートする各区間レースは、ルール・ド・コリアのホームページ(www.tourdekorea.or.kr)から生中継で見ることができる。



이승건기자 イ・スンゴン記者 why@donga.com