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「マースクは韓進海運や現代商船を買収しないだろう」 米紙報道

「マースクは韓進海運や現代商船を買収しないだろう」 米紙報道

Posted October. 05, 2016 09:08,   

Updated October. 05, 2016 09:21

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世界首位の海運会社であるデンマークのマースク社が、韓進(ハンジン)海運や現代(ヒョンデ)商船を買収しないだろうという予測が出た。マースク社がこの両社の買収を試みるだろうという声が説得力を得ていただけに、意外なことと受け止められている。

米紙ウォールストリートジャーナルは3日(現地時間)、マースクに精通な消息筋の話として、「マースクが韓進海運や現代商船を買収するというのは噂にすぎない」とし、「マースクは韓国海運会社に本当に関心がない」と明らかにした。この消息筋は、マースクは、韓国海運会社を買収する代わりに、別の国の海運会社が破産寸前に追い込まれて、売却に踏み切ることを待つだろうと伝えた。ただ、WSJは、マースクが韓進海運が保有している船舶購入には関心があると付け加えた。

マースクが属している海運同盟「2M」が現代商船に加盟を要請した時から、マースクは現代商船の買収を念頭に置いていたという見方が多く、先週、英投資銀行「ジェフリーズインターナショナル」が、マースクは韓進海運や現代商船の買収を試みるだろうという見方を示したことがあるので、市場は今回の報道を意外と受け止めている。先週、「マースク買収説」に20%以上も高騰した韓進海運の株価は、同紙の報道が伝わると、取引前半は13%以上も急落し、4.31%安の1株=1110ウォンで取引を終えた。



김성규기자 キム・ソンギュ記者 sunggyu@donga.com