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エビアン選手権優勝の田仁智、「東京五輪では絶対メダル噛みたい」

エビアン選手権優勝の田仁智、「東京五輪では絶対メダル噛みたい」

Posted September. 21, 2016 08:29,   

Updated September. 21, 2016 08:35

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新しいメジャークィーンの視線は、さらなる高みを見据えていた。

米女子ツアー(LPGA)のザ・エビアン選手権で優勝を果たした田仁智(チョン・インジ=22、ハイト真露)は20日、仁川(インチョン)国際空港で行われた記者会見で、「自分の人生はまだ花を咲かせていないと思う。4年後の五輪では絶対にメダルを噛んでみたい」と、早くも2020年東京五輪への意気込みを語った。

13位タイに終わった先月のリオ五輪の成績は、苦いけどいい薬になった。今季最大の目標が五輪出場だった田仁智は、「五輪が大きなターニングポイントになった。(金メダリストの)朴仁妃(パク・インビ)さんのブレないプレーを近くで見届けながら色々なことを感じた。五輪の成績には自ら随分失望したけど、その気持ちを『メジャー戦で返そう』という気持ちに切り替えたし、今大会にすべてを注いだ」と話した。

LPGAツアーで挙げた2勝がいずれもメジャー戦だったほど、大舞台に強いことについては、「(メジャーの)プレッシャーから、むしろよりいっそう大きな楽しさを覚える」と自信に満ちていた。今回の優勝で今季の新人王獲得は事実上決まったも同然だが、田仁智は「新人王を争っているガビ・ロペスも心から祝福してくれた。競争とは別に、大勢の同僚とLPGAツアーでプレーしていること自体に感謝する」と話した。

来週の日本女子オープンや来月の国内ツアー・ハイト真露選手権で2週連続のタイトル防衛に臨む田仁智は、「前回王者として参戦するだけに、しっかり準備して良い成績を出したい」とやる気満々だ。

「(韓国の)空港に帰ってきて、初めて優勝を実感した」と言う田仁智は、空港に駆け付けた人々の前で優勝トロフィーに口づけしながら優勝の喜びを改めて満喫した。警備要員が制止する中でもファンクラブの会員ひとり一人とハイタッチをし、ファンとの記念撮影にも応じた。



인천=강홍구기자 仁川=カン・ホング記者 windup@donga.com