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ソウル高架車道8カ所を来年から追加撤去

ソウル高架車道8カ所を来年から追加撤去

Posted September. 13, 2016 08:52,   

Updated September. 13, 2016 09:35

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1970年代に建設されたソウル龍山区漢南洞(ヨンサング・ハンナムドン)の漢南2高架を始め、ソウル市内の8カ所の高架車道が撤去される。

ソウル市は来年、漢南2高架や九老(クロ)高架を皮切りに、2021年まで、ノドゥルの南・北高架や仙遊(ソンユ)高架、舍堂(サダン)高架、江南(カンナム)ターミナル高架、永東(ヨンドン)橋の北端高架のなど8カ所の高架車道を段階的に撤去する計画だと、12日明らかにした。

1968年に開通した阿峴(アヒョン)高架(2014年に撤去)を皮切りに、ソウルにはこれまで 計101個の高架車道が建設された。市内の高架車道はかつて、爆発的経済成長に伴う車両増加による交通混雑を減らす重要対策だった。都市発展の象徴と言われたこともある。しかし、最近に入っては都市景観の阻害や地域間断絶の原因と見做され、「悩みの種」となっている。

高架車道の撤去が始まったのは2002年からだ。東大門区典農洞(トンデムング・チョンノンドン)のトクチョン高架を皮切りに、昨年の西大門(ソデムン)高架まで、計18の高架車道が撤去された。撤去された高架車道はその大半が延長1キロ未満の短い道路だったが、2003年10月に撤去が完了した清渓(チョンゲ)高架の場合、中区忠武路(チュング・チュンムロ)2街から東大門区龍頭洞(ヨンドゥドン)までの5864メートルに上った。現在、清渓川が流れているところだ。

ソウル市は昨年6月から、残りの83ヵ所についても、撤去如何を検討して8カ所を追加した。選定条件は、高架車道下の地面道路の中央バス専用車線の設置(漢南2高架、舍堂高架)、住宅再建築による車線確保の必要性(カンナムターミナル高架、永東通りの北端高架)、地域断絶の解消(九老高架)などだ。残りの75の高架車道はひとまず残すことにした。



황태호기자 ファン・テホ記者 taeho@donga.com