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城南~驪州間京江線電鉄の「危険な臨時運行」

城南~驪州間京江線電鉄の「危険な臨時運行」

Posted September. 12, 2016 08:31,   

Updated September. 12, 2016 09:09

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国土交通部(国土部)や韓国鉄道公社(コレイル)が秋夕(チュソク=旧暦8月15日の節句)」連休期間中に、安全検査をきちんと行わなかった複数の列車を投入して、京江線(キョンガンソン、城南~驪州間の複線電鉄)の「無料臨時運行」を行う予定であることが確認された。国土部は、議論が起きている一部の列車について、臨時開通の前日である12日に安全検査や試運転などを経たということを証明する「鉄道車両の完成検査済証」を発行する予定だが、安全関連の事前準備は依然足りないという指摘だ。

国会国土交通委員会所属の全賢姫(チョン・ヒョンヒ)議員(共に民主党)がコレイルから入手した資料によると、13日の臨時開通に投入される京江線列車は、8つの編成中2つの編成が11日現在まで、国土部の「鉄道車両完成検査済証」をもらっていない。京江線は、京畿城南(ソンナム)~驪州市(ヨジュシ)の56キロ区間を繋ぐ複線鉄道であり、24日の本開通に先立って、13日から18日までの6日間、無料でモデル開通される予定だ。

国土部は、臨時開通前日である12日に、該当列車について完成検査済証を発行するから問題などないという立場だ。しかし、専門家らは普通の場合、列車は済証を受けても1編成当たりに2、3日間の社内での引き受け検査や引受検査から出てきた指摘事項を2~3週間に渡って是正する作業を終えてこそ、実際の運行が可能になると指摘している。京江線は、モデル開通が二日後に迫っているのに、正常的車両運行に必要な大半の準備措置を取れなかった。

コレイルの関係者は、「2010年12月に開通した京春(キョンチュン)線の場合、開通6か月前から事前準備を行ってきたが、京江線は準備期間がわずか2か月足らずで、一際足りなかった」と伝えた。



천호성기자 チョン・ホソン記者 thousand@donga.com