東亜(トンア)日報は、野党「共に民主党」の盧雄來(ノ・ウンレ)議員を通じて、教育部の全国大学別入学査定官資料を入手した。国内入学査定官の現状を全数分析して公開するのは初めて。分析時点は、2016学年度の入試を基準にしており、昨年、教育部の「高校教育正常化貢献大学への支援事業」に選ばれ、入学査定官関連予算の支援を受けた全国の60大学を対象にした。
分析結果、60の大学で計767人の入学査定官が働いていることがわかった。入学査定官が最も多い大学は、ソウル大学(27人)で、最も少ない大学は世宗(セジョン)大学(5人)だった。高麗(コリョ)大学は13人、延世(ヨンセ)大学は14人だった。60の大学は志願書が急増する入試シーズンに教授らで構成された3052人の委嘱査定官を別途に投入して、入試書類を検討したことが明らかになった。
入学査定官たちの経歴を分析した結果、平均経歴が最も長い大学はソウル大学(78.3ヵ月)で、最も短い大学は釜山(プサン)カトリック大学(17.5ヵ月)だった。一方、入学査定官767人の学歴について分析した結果、修士号取得者が488人で最も多く、その次は博士(169人)、学士(110人)の順だった。現大学の入学査定官になる前に積んできた主なキャリアーとしては、「(別の大学での)入学査定官経歴」(273人)や教授(89人)などが多かった。
임우선기자 imsun@donga.com · 노지원기자 イム・ウソン記者 ノ・ジウォン記者 zone@donga.com