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「仁川ハンバーガー女児」 母親から常習的に暴行を受けた

「仁川ハンバーガー女児」 母親から常習的に暴行を受けた

Posted August. 06, 2016 07:03,   

Updated August. 06, 2016 07:44

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ハンバーガーを食べて歯磨きをしている途中、意識を失って倒れ、死亡した仁川(インチョン)に住む4歳の女の子が、母親からの常習暴行に苦しんでいたことが明らかになった。

5日、仁川南部(ナンブ)警察署によると、2日午後1時半ごろ、仁川のとある集合住宅でハンバーガーを食べて、歯磨きをしていたところ、いきなり倒れて死亡したチュ某さんに対し、母親のA氏(27)は常習的に暴行してきたと自供した。警察は、A氏に対して、児童虐待犯罪処罰などに関する特例法違反容疑で、5日拘束令状を申請した。

警察によると、チュさんの母親は同日、チュさんがトイレで倒れると、仮病だと思って、チュさんの髪の毛をつかんで揺さぶったり、床にぶつけさせた後、頭やお腹、腰などを足で激しく蹴った。しかし、チュさんが意識を失って状態が深刻になると、A容疑者は119に通報し、自分で心肺蘇生術まで行ったが、チュさんは救急車が到着する前に息を引き取った。

警察の取り調べの結果、A容疑者はチュさんが普段からいうことを聞かず、挨拶もきちんとしなかったことを理由に、先月14日から今月2日まで8回に渡って暴行してきたことが明らかになった。新聞紙にテープを巻いて作った長さ45センチほどの棒や、クリーニング店で主に使う鉄製ハンガーなどでチュさんの足裏や足などを殴った。

A容疑者はチュさんが運ばれた病院の通報で、警察が取り調べに乗り出すと、最初は虐待容疑を否定したが、4日、娘の告別式が終わった後、警察の追及が続くと、プレッシャーを感じて虐待事実を自供した。



인천=황금천기자 仁川=ファン・グムチョン記者 kchwang@donga.com