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パリ同時多発テロ、テロ犯逮捕作戦...容疑者2人が死亡

パリ同時多発テロ、テロ犯逮捕作戦...容疑者2人が死亡

Posted November. 19, 2015 07:16,   

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「11・13」フランス・パリの連続テロの首謀者とされる「イスラム国」(IS)のメンバー、アブデルハミド・アバウド容疑者を拘束するための作戦が18日未明(現地時間)、パリ北部のサンドニ市で始まり、警察と容疑者の間で激しい銃撃戦が起こった。大きな爆発音も7度起こり、住民は恐怖に震えた。欧米情報機関の要注意監視対象であるアバウド容疑者は、これまでシリアに滞在していたと見られていた。

英BBCは、警察関係者の話を引用して、「パリ北部のサンドニ市で起こった対テロ作戦の核心は、パリ連続テロの首謀者アバウド容疑者を拘束することだ」とし、「しかし正確なことは確認されていない」と伝えた。

銃撃戦で警察官3人が負傷し、少なくとも3人が死亡した。この3人のうち2人はテロ容疑者で、1人は警察の狙撃手に撃たれて死亡し、もう1人は女性で、自爆ベストを爆発させて命を絶った。また、作戦中に付近にいた民間人1人が巻き込まれて死亡したと、米CNNは伝えた。現在、容疑者1人がアパートに立てこもって抵抗している。警察は、現場で容疑者2人を逮捕した。アバウド容疑者が含まれているかどうかは確認されていない。アバウド容疑者の逮捕が確認される場合、ISテロの首謀者がパリ内でテロを指揮したことになる。

サンドニ市には、13日に自爆テロが起こった競技場「スタッド・ド・フランス」がある。一方、パリ・テロの恐怖が全世界に広がる中、17日夜、ドイツのハノーファーでは、メルケル出席が観戦予定だったドイツとオランダのサッカー代表チームの親善試合が中止になった。ドイツは、観衆4万9000人を収容できるハノーファーのHDIアレーナを狙った爆弾攻撃の具体的な情報を入手し、開始91分前に試合中止を決めた。フランス情報当局が、イラクに潜伏する組織がハノーファーを攻撃する計画があるという情報をドイツに提供したと、CNNが伝えた。



raphy@donga.com