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「金相坤カード」も霧の中、新政治連合の革新委員長選びが難航

「金相坤カード」も霧の中、新政治連合の革新委員長選びが難航

Posted May. 25, 2015 07:20,   

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野党新政治民主連合の体質にメスを入れる同党の革新機構のトップの人選が未だ霧の中だ。

同党の文在寅(ムン・ジェイン)代表が金相坤(キム・サンゴン)前京畿道(キョンギド)教育監(写真)と面談し、革新機構の委員長を正式に提案したが、金氏は「周りの関係者たちと相談して検討するための時間が必要だ」と言い、即答を避けた。党内では安哲秀(アン・チョルス)議員や鉠国(チョ・グク)ソウル大教授に次ぐ3人目の切り札まで頓挫する場合、混乱はさらに深まるだろうと懸念する声が上がっている。

同党の金聖洙(キム・ソンス)報道担当は22日、「文代表が前日の夜と今日の昼、2度にわたって二人きりで面談し、委員長をオファーした」とし、「金前教育監が文代表に、革新への強い意思があるのか、何度も確認したと聞いている」と伝えた。今回の面談でえ、金氏と鉠教授が革新機構の共同委員長に就任する「2トップ」体制説も流れたが、結局は「金相坤氏単独」体制に話がまとまったという。

金氏は同日、文代表に「24日午前まで確答したい」と話したという。金氏側の関係者は「国民の目線に合わせた役目が務まるのか、熟慮している」と話した。

しかし党内では、国会経験のない金氏が党革新のメスを握る仕事がうまく務まるだろうか、との悲観的な見方が出ている。金氏を推薦した李鍾杰(イ・ジョンゴル)院内代表は「党員だし、比較的院内の事情も良く理解している方だ」と支持を示した。

金氏は昨年6月の地方選挙を控えて、京畿道教育監選挙の代わりに京畿道知事選に立候補したが、党内の公認候補選びで脱落した。今年4月の再・補欠選挙を控えては、文代表から京畿道・城南市中院(ソンナムシ・チュンウォン)への出馬要請を受けたが、「戦略公認でない、党内の候補選び選挙なら受け入れられない」として拒んだ。



constant25@donga.com。E