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映画会社「明フィルム」、坡州市にアートセンターと映画学校をオープン

映画会社「明フィルム」、坡州市にアートセンターと映画学校をオープン

Posted May. 02, 2015 07:09,   

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4月30日、京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)フェドン路の明(ミョン)フィルム社屋にオープンした「明フィルムアートセンター」と「明フィルム映画学校」は、映画を媒介とした複合映像文化空間と言える。今年で創立20周年を迎える映画制作会社「明フィルム」が、坡州出版都市の中の「映画都市」をモットーに、市民に多様な楽しみを提供する。

アートセンターは映画館と公演会場、芸術展示場で構成されている。地下1階の映画館は170席の小規模だが、デジタル4K映写システムとドルビーアトモス3Dサウンドシステムを採用した。開館を記念して、1日から20日までアニメ映画「庭を出ためんどり」を1日2回(午前10時半、午後1時半)無料で上映する。イム・グォンテク監督の102番目の映画「化粧」も交互上映し、21日に公開される「生きる」も上映する計画だ。

地上2、3階には250席規模の多目的公演会場が設置される。ミュージカルやコンサートはもちろん、講演やパーティーも開催できる。明フィルムが制作を手がける初のミュージカル「ワイキキブラザーズ」を7月に公開する予定だ。4階の展示場「アートラボ」は、有能な作家たちの展示スペースとして利用される。1日からは、新しい家具を体験できる「組立式:レイヤーセットプレイ」と、映像と音楽の交差点を具現化した「クロッシング・ウェーブス(Crossing Waves)」展示会が開かれる予定だ。1階には映画・建築・デザイン専門書籍を揃えたブックカフェも設置された。

「意識と才能を兼ね備える真の映画人材の育成」を目標に掲げた明フィルム映画学校は、現在1期生10人の選抜を完了している。毎年、△劇映画演出(2人)、△ドキュメンタリー演出(1人)、△制作(1人)、△演技(2人)、△美術・撮影・編集・サウンド(各1人)部門を募集する。教育期間は2年で、多様な映画理論と人文学教育、制作授業を行う予定だ。監督のチョン・ジヨン(「折れた矢」)、イ・ジュンイク(「王の男」)、イ・ヨンジュ(「建築学概論」)氏や明フィルム代表のイ・ウン氏、女優のムン・ソリ氏などが客員教授として参加する。作品制作費から学費、寮・食事まで、無料で提供する。来年の2期生の申請は、今年10月5〜12日に受け付ける計画だ。明フィルム文化財団のホームページ(www.myungfilm.org)を参照。



ray@donga.com