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ロシア国債を「投資不適格」に、S&Pが格下げ

ロシア国債を「投資不適格」に、S&Pが格下げ

Posted January. 28, 2015 07:18,   

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世界3大格付け会社のスタンダードアンドプアーズ(S&P)が、ロシア国債の格付けを最低投資適格等級の「BBB−(Baa3)」から、投機等級の「BB+(Ba1)」へと格下げすると、26日明らかにした。今後の展望も「不適格」を維持した。

S&Pがロシア国債の格付けを投機等級へと下げたのは、10数年ぶりのことだ。S&Pは、「ロシアの金融システムが脆弱になりつつあり、経済成長の予測値も下がっているという判断によるものだ」と説明した。

米国など欧米諸国の経済政策や原油安、ルーブルの暴落に続き、国債の格下げまで重なったロシア経済は、将来がさらに不透明になった。ロシアのアントン・シルアノフ財務長官は、「過度に悲観的な評価だ」と強く反発した。格下げのニュースが伝わった同日、ルーブルは前日より4.7%安の1ドル=67.4ルーブルで取引された。