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英語に運転に筋トレ…来年渡米のチャン・ハナとキム・セヨンの年末は大忙し

英語に運転に筋トレ…来年渡米のチャン・ハナとキム・セヨンの年末は大忙し

Posted December. 24, 2014 07:35,   

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22日夕方、チャン・ハナ(BCカード)に連絡をとったところ、「教習所にいるので、しばらくしてから折り返し電話をする」と言われ切られた。来年、米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーへの進出を控え、英語の勉強をしていたわけではない。30分後、電話をかけてきた彼女は、「明日、運転免許の実技試験を受けなければならず、練習をしていた。チャン・ハナとの電話を切った後、記者と電話でつながっていたキム・セヨン(未来アセット)の声は疲れたようにくぐもっていた。「毎日4時間もフィットネスセンターでトレーナーと筋トレのメニューをこなしていて大変。米国では移動が大変だと聞いている。体力が大事だ」と話した。

同じ22歳で、韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーでは有名な長打者のチャン・ハナとキム・セヨンは、新年から2人とも米国舞台への進出を控えており、年末も、新しい世界への準備のため多忙な日々を送っている。最近、韓国と日本ツアーの賞金規模が膨らみ、相対的にきつくて難しい米ツアーへの挑戦が減っている中、2人は、幼いころからの夢を実現しようと「ビックリーグ」の扉を開けた。キム・セヨンは、「韓国のほうが気楽で慣れているが、もっと遅れる前に絶対やってみたいと思っていたことをやりたい」と語った。

2人は、これまでの過程も似ている。小学生の時から大会で会い、ジュニア時代を経て、11年に、並んでKLPGAツアーに飛び込んだ後、4年間、通算6勝(チャン・ハナ)と5勝(キム・セヨン)を上げ、看板スターになった。今年、キム・セヨンは、ドライバーの平均飛距離が264.71ヤードでトップにつき、チャン・ハナは、262.72ヤードで3位だった。フェアウェイの安着率は同様に71.43%と、110位タイだった。LPGAクォリファイングスクールも、6位タイで通った二人は、共に、「米国のコースは韓国とは違って、アップダウンが激しくなく、OBが少ないので、よく当たりそうだ」と期待感を示した。3年後輩のキム・ヒョジュやベク・ギュジョンと米国で再び会うことになったことについて、チャン・ハナは、「周りの視線を意識していないといえばうそになるが、ライバル意識はない。自分のゴルフ向上に集中するだけだ」と話した。

チャン・ハナは26日、ベトナムのホーチミンへの訓練に発ち、キム・セヨンは来月4日、米フロリダ州のタンパに向け出国して、来シーズンに備える。父親と米ツアーに同行する計画の二人は、娘のため苦労する家族のことを心配しながら、「覇気と欲だけ多かった国内初心者だった時の試行錯誤は繰り返したくない。韓国で逃した新人賞も狙いたい」と誓った。