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W杯優勝は自国監督に任せろ?

Posted July. 08, 2014 04:00,   

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韓国や日本など相対的にサッカーの弱い国では、W杯で自国民監督が好成績を出せないと、決まって「外国人監督起用論」が持ち上がる。2002年韓日大会でフース・ヒディンク氏を代表監督に迎え入れては全面的に後押しして、ベスト4に入った韓国は、2006年ドイツ大会では「リトル将軍」ディック・アドフォカート氏を監督に起用したが、決勝トーナメント進出に失敗した。日本は、イタリア人のアルベルト・ジャッケローニ氏を代表監督に迎えてブラジル大会に臨んだが、1分け2敗で予選敗退した。

W杯優勝を目指すのなら、自国民監督に采配を任せるべきだという話がある。これまでに外国人監督が優勝カップを持ち上げた例が一度もないからだ。20回目となるブラジル大会でも、ベスト4に入ったチームの指揮官は全員が自国民だったことから、「自国民監督優勝の歴史」は続いている。開催国ブラジルの ルイス・フェリペ・スコラーリ監督とドイツのヨハイム・レーヴ監督、アルゼンチンのアレハンドロ・サーベア監督、オランダのルイス・ファン・ハール監督がベスト4に進出した。

2002年に通算5度目の優勝をブラジルにもたらしたスコラーリ監督に注目が集まっている。歴代2度目の2大会優勝に挑戦する。イタリアのヴィットリオ・ポッツオ監督が1934年イタリア大会と1938年フランス大会で優勝して以来の挑戦だ。W杯本大会で14勝を挙げ、ブラジル出身では最多勝を記録しているスコラーリ監督は、PK戦なしに優勝すれば、過去最多となる16勝(ドイツのヘルムート・シェーン元監督)と並ぶことになる。

一方、今大会で日本をはじめ米国、スイスなど14ヵ国が外国人指揮官に運命を託した、決勝トーナメントには7チームが進出したが、ベスト8にはコロンビアとコスタリカだけが辛うじて勝ち進んだ。アルゼンチン出身でコロンビアに帰化したホセ・ぺけルマン監督とコロンビア出身のホルヘ・ルイス・ピント監督がベスト8にけん引した。