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ソン・スンホン効果で軟式テニスの人気アップ、映画「人間中毒」

ソン・スンホン効果で軟式テニスの人気アップ、映画「人間中毒」

Posted May. 22, 2014 06:37,   

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人気俳優のソン・スンホン(38)は2ヵ月近く初めてトライする軟式テニスに没頭した。14日、封切られた映画「人間中毒」で軟式テニスをする場面(写真)があるからだ。ソン・スンホンは、ベトナム戦の英雄、陸軍教育隊長キム・ジンピョン大領役にキャスティングされた。映画の背景になった1969年、韓国において軟式テニスは高級社交スポーツの一つだった。現在の尺度で語るならば、ゴルフや硬式テニスほど底辺が広かった。海兵隊員としてベトナムに派兵されていたキム・ソンジェ大韓軟式テニス協会副会長は、「1960年代まで軍隊だけでなく、官公署、銀行などで軟式テニスが主流だった」と話した。

ソン・スンホンの軟式テニスコーチは国家代表出身で、11年世界選手権で金メダルを取ったクォン・ランヒだった。ソン・スンホンは撮影の前に、昨年の晩夏、ソウルのアチャ山付近の軟式テニス場で週に一度、2時間近くラケットを握って汗を流した。子どものころ、硬式テニスをしたことがあると言うソン・スンホンは、「硬式テニスよりボールの柔らかい軟式テニスは本当に活動的なスポーツで、楽しんで習うことができた。ストレス発散に役立って、楽しく撮影した」と話した。

この映画は先週末、全国ボックス・オフィス1位になった。封切られて1週間も経たないうちに累積観客数70万人を突破した。教え子の様子を見ようと映画館を訪れたクォン・ランヒさんは、「ソン・スンホンさんは運動神経が長けていた。映画でも全然不自然でなかった。軟式テニスを知らせる良い契機になってほしい」と話した。キム・テジュ大韓軟式テニス協会事務局長は、「興行の好調が軟式テニス広報に役立ちそうだ。ソンさんを広報大使に委嘱する案を検討している」と期待感を示した。

大韓軟式テニス協会は映画制作過程で、ラケットやボールなどの用品を渡しアドバイスをした。軟式テニスは02年釜山(プサン)アジア大会で7つの全種目で金メダルを席巻した代表的な目玉種目だ。9月、仁川(インチョン)アジア大会を控え、「ソン・スンホン効果」が軟式テニスコートに新しい活力を吹き込んでいる。