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ハイト真露、新ビールで業界トップ奪還を狙う

ハイト真露、新ビールで業界トップ奪還を狙う

Posted March. 31, 2014 04:50,   

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ハイト真露(チンロ)が名前だけを維持し、味やアルコール度数などを変えた新商品のビールを発売し、捲土重来を期す。ハイト真露は来月3日、目玉商品のハイトビールを全面リニューアルして発売すると、30日、発表した。この商品は製造工程から商標デザインまで名前を除いたほとんど全ての部分を新商品並みに変えたと、会社側は説明する。

ハイト真露は新商品の市販を景気にビール市場の「首位」の座を奪還する計画だ。ハイトビールはなんと15年(1996〜2011年)間もシェア1位を維持したが、12年以後OB(オービー)ビールの「カス」に逆転されて以来、現在2位につけている。

新しいハイト真露は、柔らかい喉通しのため、ホップ、麦芽、炭酸などの成分の組み合わせを変えて苦味を減らした。また、清涼感を高めるため、アルコール度数を既存の4.5度から4.3度へ低めた。ライバル・ブランドのカスは4.5度だ。ハイト真露の関係者は、「ビールの不純物や雑味を取り除くため、全ての工程を氷点下の温度で進める」とし、「お客の既存の商品より柔らかい味と強い清涼感を感じられる」と話した。

新商品は統合ブランドイメージ(BI=Brand Identity)も交替した。古典的な書体を使い、商品の表面に新しいハイトの特徴を図式化したグラフィックを入れた。

業界ではハイト真露が代表的なビール商品のハイトビールのシェアの伸び悩みと「古い商品」にイメージが固着するのを防ぐため、全面的なリニューアル作業に取り組んだと見ている。ハイト真露の関係者は、「ロッテ酒類がまもなくビール市場に進出するなど、国内市場の競争がだんだん熾烈になり、最近は海外ビールが人気を集めていることも危機感を高めた」と話した。