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プロ野球開幕戦の勝利チーム、良いのは気分だけではない

プロ野球開幕戦の勝利チーム、良いのは気分だけではない

Posted March. 28, 2014 04:23,   

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「始まりがよければ半分成ったも同様」という言葉がある。それほど初のスタートが重要だという意味だ。プロ野球開幕戦も例外ではない。初試合の勝利は1勝以上の意味を持つ。選手団全体に自信を吹き入れるからだ。全ての監督が開幕戦勝利に意味を置く理由でもある。

ところで、気分ばかりでなく、実利でも開幕戦の勝利が重要なのが分かった。昨年まで32年間、プロ野球開幕戦の試合結果を分析した結果、開幕戦で勝利したチームが最終優勝を飾った場合は22度もあった。つまり10度に7度ぐらいは開幕戦勝利チームの中から優勝チームが出たわけだ。

また、8球団体制が確立した1991シーズン以後、開幕戦勝利チームの最終平均順位は4.04位で、06シーズンだけを除いて、全てのシーズンで開幕戦で勝利した4チームの中から少なくても2チームはベスト4に入った。それほど開幕戦で勝つと、ベスト4に進出する確立が高いのだ。特に、ロッテが最後の優勝を手に入れた1992シーズンは、ロッテを含めて、開幕戦で勝利したビングレ、ヘテ、三星(サムスン)が並んで2、3、4位となった。03シーズンにも開幕戦で勝利した現代(ヒョンデ)が優勝カップを手にしたのをはじめ、開幕戦で勝利したSK、KIA、三星が2、3、4位につけた。

もちろん、開幕戦での勝利が必ず良い成績につながるわけではない。開幕戦で勝利したチームが最終順位で最下位を記録した場合も11度もあった。特に、06シーズンには開幕戦で勝利し、最終順位2位につけた韓化(ハンファ)を除き、斗山(トゥサン)、SK、ロッテは開幕戦で勝ったものの、最終順位5、6、7位でベスト4進出が挫折した。昨シーズンは三星が開幕戦で斗山に満塁ホームランを2本も奪われて4対9で破れたが、韓国シリーズでは斗山に雪辱戦を展開し、3連覇に成功した。