Go to contents

キム・ハンギル代表と安哲秀委員長、初の会見テーマは「国民の暮らし」

キム・ハンギル代表と安哲秀委員長、初の会見テーマは「国民の暮らし」

Posted March. 10, 2014 08:12,   

한국어

野党民主党のキム・ハンギル代表と新政治連合の安哲秀(アン・チョルス)中央運営委員長が9日、野党統合新党の共同新党推進団長として国会で初めて記者会見を行ったが、開始からざわついていた。

民主党が準備した記者会見場のプラカードに、「国情院(国家情報院)スパイ捏造」と書かれていたことが問題になった。急きょ「国情院証拠改ざん」に修正された。記者会見場が騒然となったため、キム代表と安委員長の入場が遅れた。

記者会見が予定の時間より10分ほど遅れ、会見場内はざわついた。民主党の党役員が「証拠」という修正文が書かれた紙をプラカードに付ける様子が中継されるハプニングも起こった。

民主党の卞在一(ビョン・ジェイル)議員は、「プラカードの修正は(スパイ事件の被告人)ユ・ウソン氏がスパイであるかもしれないということを否定しないということだ」とし、「セヌリ党の不必要な攻撃の口実を与えないという趣旨だ」と説明した。プラカードの修正は、新政治連合側の異議申し立てによった。統合新党という「化学的結合」の過程が順調でないことを予告する場面だった。

キム代表と安委員長は共同記者会見で、医療界の集団休診に対して自制を呼びかけた。彼らは、「いかなる名分も正当な要求も、患者の健康と生命より優先されない」としてこのように述べた。また両者は、休診事態と関連して、与野党と政府が参加する「医療公共性強化と医療制度改善に向けた協議体」の構成を提案した。

「ソウル市公務員スパイ事件」の証拠改ざん問題については、再び特別検事の導入を求めた。

キム代表と安委員長は、「国情院証拠改ざん問題は司法の秩序に対する信頼の根幹を揺るがし、国家安全保障と外交関係にまで甚大な不安を招いている」とし、「外国政府から韓国の検察が偽造された公文書を証拠として提出したという非難を受ける状況で、大統領がこのように無責任な態度であることは到底納得できない」と批判した。そして、「大統領は今からでも再発防止に向けて断固たる措置を取ってほしい」と求めた。

共同記者会見で両者が「国情院証拠改ざん疑惑」ではなく「医療界の集団休診の自制」を第1案件に掲げたのは、新党が「国民生活のための政治」に力を入れるという意欲の表現だと説明した。キム代表と安委員長は8日、ソウル鍾路区(チョンノク)の清渓(チョンゲ)広場で行われた「世界女性の日」の記念式に出席した席で共同記者会見に合意し、第1案件として医療界ストの問題を扱うことで意見が一致したという。

また、大統領府と与党セヌリ党に対して、基礎選挙の政党公認を廃止するという約束を守るよう繰り返し求めた。

彼らは、「大統領府秘書官がセヌリ党の基礎議員候補の面接をしているという信じ難い事実が明らかになった」とし、「今からでも偽りの政治をやめ、約束を守る『約束の政治』に加わることを強く求める」と付け加えた。