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1人当たり所得、蔚山が3年連続で全国1位

1人当たり所得、蔚山が3年連続で全国1位

Posted December. 25, 2012 04:23,   

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住民1人当たりの所得が最も高い地域に蔚山(ウルサン)が3年連続で選ばれた。農漁業比重の高い慶尚北道(キョンサンブクド)は台風の影響などで、昨年16の市道の中で唯一マイナス成長をしていたことが分かった。

統計庁が24日発表した「11年地域所得」資料によると、蔚山の昨年の1人当たりの所得は1854万ウォンで全国の広域自治体の中で最も多かった。続いて、ソウル(1684万ウォン)、釜山(プサン、1484万ウォン)の順だった。

蔚山は09年にソウルを初めて抜いてから3年連続で1位を守った。ソウルとの格差は10年の34万ウォンから昨年の170万ウォンへと5倍近く増えた。統計庁の関係者は、「蔚山はソウルに比べて面積や人口数が少ないが、造船、自動車分野の主要メーカーが集中しているため、1人当たりの所得と生産力が高い」と説明した。

全羅南道(チョルラナムド)が1人当たり1226万ウォンで最も所得が低く、江原(カンウォン、1253万ウォン)、忠清南道(チュンチョンナムド、1274万ウォン)なども全国平均(1447万ウォン)を下回った。昨年、市道全体の実質地域内総生産は製造業、不動産賃貸業などが強さを示して、10年より3.0%成長した。特に、蔚山(8.4%)、忠清南道(4.8%)、全羅北道(チョルラブクド、4.7%)などが大きく伸びた。反面、慶尚北道はマイナス0.8%で唯一総生産が減少した。昨年8月、大きな被害をもたらした台風9号の影響で、農林漁業の生産が6.9%減少した影響が大きかった。

経済力の首都圏集中現象はやや緩和された。名目基準ソウルの地域内総生産は284兆ウォンで全国で最も多く、次は京畿(243兆ウォン)、慶尚南道(86兆ウォン)の順だった。ソウル、京畿、仁川を合わせた首都圏の比重は全国の47.1%で、前年(47.8%)より0.7%ポイント減少した。



tnf@donga.com