麗水エキスポの誤解と真実

「展示館別に入場券を買うんですか」「市内バスは本当に無料なんですか」

２０１２麗水（ヨス）世界博覧会組織委員会の関係者宛に最近、このような問い合わせが多いと言う。１９年ぶりに開かれるエキスポである上、見どころも多いため、観覧客の誤解や気になる点も多くならざるを得ない。麗水エキスポをめぐる誤解と真実に迫った。

①入場券一つで全て観られない？

麗水エキスポの入場券価格（通常券基準）は大人３万３０００ウォン、青少年２万５０００ウォン、子供（１３歳未満）・敬老券１万９０００ウォン。入場券は施設別に複数を購入する必要がない。入場券だけで全ての施設を観覧できる。

②１人当たり２つのパビリオンしか入れない？

事前予約制が誤って知られたために生じた誤解である。組織委は全体８０の観覧施設の中で、観覧客が殺到する８つのパビリオンを対象に事前予約制を実施している。インターネット予約は１人当たり２つのパビリオンに限り可能で、総観覧可能人数の３０％に限られる。また、残りの７０％は現場のみで予約が可能。ただし、午後６時以後の観覧時間は予約が不可能。観覧時間は午前９時から午後１１時。

③一度外へ出たら再入場できない？

１度に限り再入場が可能。外へ出る時はゲートで手の甲にスタンプを押してくれる。展示場を見回ってから予約時間まで時間が空いたら、エキスポ会場の外へ出て食事をし、近くの観光地によってから再入場できる。

④パイプオルガンは予め録音した音？

スカイタワーに設置されたパイプオルガンは毎日２０回、５分ずつ鳴り響く。低く勇壮な音が半径６キロまで聞こえる。ドイツでパイプオルガンを専攻した女性オルガン奏者２人が演奏する。

⑤市内バスはバス代を払う？

エキスポ期間中に市内を運行される全てのバス料金は無料。組織委はエキスポ場周辺２キロの地域の自動車運行を前面統制する代わりに、観覧客の便宜のため、市内バスを無料で運行している。

⑥麗水は南側だから暖かい？

開幕式以後、麗水の天気は日中の最高気温が２２度前後と高くない。夜の気温は１５度まで落ち、海から風まで吹いてくるため、ビック・オー・ショーなど夜の公演を観る際は、軽い毛布や大型タオルを用意した方がいい。

shjung@donga.com