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金妍児、新コーチに米国人オプガード氏を決定

金妍児、新コーチに米国人オプガード氏を決定

Posted October. 07, 2010 02:59,   

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「フィギュア・クィーン」金妍児(キム・ヨナ、20=高麗大)が新コーチを発表した。

金妍児のマネージメント社、オール・ザット・スポーツは6日、米カリフォルニア州ロサンゼルス近くのアテシア・イーストウェストのアイスパレスで記者会見を開き、金妍児の新コーチとして、米国人のピーター・オプガード氏(51)と契約したことを発表した。

●オプガード氏は誰?

金妍児は、4年間共に練習してきたブライアン・オーサー氏(49、カナダ)と8月に決別した。その後、転地トレーニングをカナダ・トロントからアテシアへ移し、振り付け師のデヴィッド・ウィルソン氏(カナダ)と練習してきた。新コーチとして、多くの候補者がいたが、金妍児は2週間前、オプガード氏にコーチ職を提案した。米フィギュア選手権大会ペア3回優勝に加え、1987年世界選手権と1988年カルガリー冬季五輪銅メダリストのオプガード氏は、米「フィギュアの名誉の殿堂」入りを果たした人物。オプガード氏は、ミシェル・クワン(米国)の姉のカレン・クワンの夫でもある。

●オプガード氏のコーチ経験は?

ペア出身のオプガード氏のコーチ経験の多くは、ペアの指導だった。そのうち最も有名なペアは、05〜06シーズン4大陸選手権ペアで優勝したレナ・イノウエ—ジョン・ボールドウィン組(米国)。反面、女子シングルの選手を教えた経験はほとんどない。オプガード氏の教え子のうち一番目立つ選手は、1999〜2000シーズン4大陸選手権女子シングルで優勝したアンジェラ・ニコディノフ(米国)。オプガード氏は、00年以後、女子シングル選手を教えていない。在米韓国人のナム・ナリ(引退)も、ペア時代に彼の指導を受けた。オプガード氏は、記者会見で女子シングルの選手を教えた経験があまりないということについて、「シングル選手を教えるのがより簡単だ。これから金妍児に集中する計画だ」と話した。

●どうしてオプガード氏を選んだのか

経歴が華麗なコーチの代わりに金妍児がオプガード氏を選んだ理由は、精神的安定を優先に考慮したためと分析される。金妍児の練習地であるアイスパレスは、金妍児と親しいクワンの個人練習場だ。オプガード氏は、アイスパレス所属のコーチだ。最近、オーサー氏と別れ、精神的に傷ついた金妍児は、自分のことをよく理解してくれるクワンの傍で、精神的安定を取り戻すことができた。金妍児は、記者会見でオプガード氏を選んだ理由について、「ロサンゼルスで、一人で練習しながら、ピーターコーチを見ていたが、物静かで落ち着いた姿勢で選手をしっかり指導しているようだったので、決めた」とし、「精神的にも大いに助けられそうだ」と話した。



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