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米、イラン政権交代目的で軍事訓練

Posted September. 15, 2004 22:31,   

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イランの核兵器開発疑惑が増幅されているなか、米国がイランの政権交代を目的に軍事訓練を進めているとの報道が出た。

UPI通信は14日「イランと全面戦争をしないという前提の下、米特殊部隊がイランに侵透してイラン反体制人士と協力して政権を崩す訓練を行っている」と消息筋を引用して伝えた。

訓練は中東地域を管轄する米中部軍司令部の本部があるフロリダ州タンパで進められている、と同通信は伝えた。

UPIは「イランの政権交代は、ブッシュ政権のネオコン(新保守主義者)陣営の最優先の課題で、11月の大統領選挙でブッシュ大統領が勝利すれば、引き続き米政権の政策課題になるだろう」と見通した。

米国は、イラン政権の転覆のために数ヶ月前に反体制団体である「ムジャヒディン・ハルク(MEK)」を、米国務省のテロ団体リストから除いており、その後、秘密裏に軍事訓練を進行してきたという。

MEKは米国の役人たちを殺害した疑いでテロ団体に分類されたが、最近米国防省内のネオコン陣営は、同団体がイラン政権を崩す道具になる可能性があると判断したものと伝えられている。

UPIは「現在、中東地域ではブッシュ大統領が来月イスラエル空軍力を動員して核開発疑惑が持たれているイランのブーシェフル原子力発展所を攻撃するという『10月の衝撃説』が出ている」とし「イスラエル空軍がネゲブ砂漠にブーシェフル原電縮小模型を設置して、空襲訓練を行っているとのうわさもある」と伝えた。



朱性元 swon@donga.com