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北京の韓国領事部が業務を一時停止

Posted October. 06, 2003 23:28,   

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在北京の韓国大使館領事部が、増加する北朝鮮からの脱出者で通常業務ができなくなったとして、7日から旅券や査証発給などの一切の通常業務を当分の間停止することを明らかにした。

領事部は6日、「収容中の脱出者数が適正収容能力を超過し、正常な業務遂行が不可能になった」として、同日午後公告文を掲示した。

外国駐在公館が業務を停止するのは戦争や自然災害などの場合を除き前例がなく、今回の措置は少なくとも1週間以上続く見通しだ。北京領事部は、新型肺炎SARSのために婚姻証明書などの一部の業務を停止したことはあるが、すべての通常業務を停止したことはない。

このため、韓国を訪れる中国人は、上海、広州、青島、瀋陽の韓国総領事館を利用するしかない。

領事部関係者は、「職員休憩室などを改造して約50人が収容できる脱出者施設を作ったが、9月に入って脱出者が急増し、最近120〜130人にまで増えた」と話す。

脱出者が領事館に駆け込んだ場合、中国側の調査を経て韓国に送られるが、最近中国の調査が長くなり、脱出者収容施設が飽和状態になっているという。昨年5月23日からこれまで約500人が同地を経由して韓国入りしており、これまでは収容人数が100人を超えることはなかった。

領事部は、緊急の業務の場合、領事部ファックス(6532—6778、0141)やEメール(emb196@empal.com)を通じて、事情を明らかにすれば処理できるとしている。



yshwang@donga.com