韓国経済の腐敗度は中位圏

アジアにおける経済分野の腐敗度が最も低い国は、シンガポール、日本、香港の順で、韓国は中位圏にあることが調査によって明らかになった。

18日、香港の国家信用評価機関である政治経済危険諮問会議(PERC)が、アジア12カ国の事業者700人を対象に行なった腐敗調査の結果によると、シンガポールの場合、0〜10点の評価で0.83点ともっとも腐敗の程度が低いことが明らかになった。

これに続いて日本が2.50点で2位、香港が3.77点で3位だった。マレーシアと台湾がともに6.0点で4位、韓国は7.0点で12カ国中6位だった。ベトナムは9.75点で腐敗度が高い国となった。次に腐敗度が高い国家は、インドネシア(9.5点)、インド(9.25点)、フィリピン(9.0点)、タイ(8.55点)、中国(7.88点)の順だった。

PERCは「ほとんどのアジアではいまだに腐敗が深刻な問題として残っている」とし、「いくつかの国家は政府が問題の深刻性を認めず、腐敗を非難する人々に報復措置を取っている」と指摘している。