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トランプ氏、米国に31億ドル投資し辛東彬ロッテ会長を招待

トランプ氏、米国に31億ドル投資し辛東彬ロッテ会長を招待

Posted May. 15, 2019 08:54,   

Updated May. 15, 2019 08:54

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ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン)会長が13日午後(現地時間)、米ワシントンのホワイトハウスでドナルド・トランプ米大統領と面談した。韓国大企業のトップがホワイトハウスで米大統領に会ったのは、2017年1月のトランプ大統領の就任後初めてのことだ。「防衛費分担金」を理由に韓国に何度も不快な気配を見せていたトランプ大統領が、31億ドル(約3兆6000億ウォン)の対米投資に踏み切ったロッテにホワイトハウスを大きく開放して「事業家らしい顔」を誇示したとの評価が出ている。

ロッテグループによると、同日、ホワイトハウスの大統領執務室(オーバルオフィス)で約30分間行われた会談に、トランプ大統領、辛会長、マシュー・ポッティンジャー国家安全保障会議(NSC)アジア担当先任補佐官、趙潤濟(チョ・ユンジェ)駐米大使などが出席した。トランプ大統領は、ロッテが9日、南部のルイジアナ州レイクチャールズに建設したエチレン生産工場について質問を繰り返しながら、大規模な投資を称えた。また、辛会長が2015年、ロッテが買収したロッテニューヨークパレスホテルについて言及すると、「良い投資だった。伝統のある立派な建物だから、よく保存してほしい」とも頼んだことが分かった。

トランプ大統領は、趙潤濟大使が「最近、韓国企業が対米投資を増やしている。トランプ政権が発足したこの2年間で韓国の対米投資の累積額の4分の1が発生した」と言うと、特に喜んだことが分かった。彼は面談直後、ツイッターに「辛会長をホワイトハウスで迎えてうれしい」と書いた。トランプ大統領は14日、レイクチャールズを訪れて、現地の液化天然ガス(LNG)の輸出施設などを見て回り、エネルギーインフラと経済成長の促進をテーマに演説する。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 カン・スンヒョン記者 lightee@donga.com · byhuman@donga.com