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「銀メダルでもありがとう…あっぱれな義城の娘たち」

「銀メダルでもありがとう…あっぱれな義城の娘たち」

Posted February. 26, 2018 08:56,   

Updated February. 26, 2018 08:56

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平昌(ピョンチャン)冬季五輪で韓国女子カーリング代表チームがアジア初の銀メダルを獲得した25日、慶尚北道義城郡(キョンサンブクド・ウィソングン)は「お祭り騒ぎ」だった。「チームキム」は惜しくもスウェーデンに敗れたものの、住民たちはメダルの色に大きな意味を置かなかった。「金メダルでなくても構いません。次に取ればいいんですから。ハハ」。キム・ヨンミ(27)、キム・ギョンエ(24)の伯母であるぺ・ギョンスク氏(65)はこ同日、義城室内体育館で応援を終えて笑顔でこう言った。

午前9時、早い試合なのに住民1200人余りが競技開始の2時間前からジムを埋め尽くした。23日の日本戦に600人余りが応援をしたことより、2倍も多い人数である。学生たちと住民は「チーム金メダル」「義城ニンニク、わさび(日本)に勝ち、バイキング(スウェーデン)を越えよう」など、選手たちを応援するプラカードを掲げた。たまに「お疲れ様。銀メダルでもいいよ」と書いたプラカードを準備した住民もいた。

なかなか試合がうまく進まなかった時も、住民たちの応援の熱気は冷めなかった。3エンドでスウェーデンの代表チームがリードすると、場内には「ああ」というため息があふれた。住民たちは隣の人の手をしっかりと握って、目を閉じたり、物足りなさに膝を打った。

しかし、すぐに太鼓と鉦を叩きながら、「大韓民国〜」「うまい!」を連発した。4対1で負けていた6エンドも、一部の住民たちは席から立ち上がって、ひょいひょいとダンスを踊った。

9エンドが終わって、スウェーデン代表チームの勝利が確定した瞬間も、住民たちはそのまま残って、「大丈夫」を目いっぱい叫んだ。キム・ソニョン(25)の叔母であるキム・スンジャさん(65)は、「(最初は)準決勝にも進めないだろうと思った。ここまで来たことだけでもありがたいことだ」とほめたたえた。チョン・オクファ義城女子高校総同窓会会長は、「国民の心の中では既に金だ。(選手たちが)夢のような一ヶ月をプレゼントしてくれた」と話した。


義城=シン・ギュジン、チョン・ヒョンウ記者 newjin@donga.com · edge@donga.com