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「死の白鳥」B-1B、6ヵ月ぶりにグアム再配備

「死の白鳥」B-1B、6ヵ月ぶりにグアム再配備

Posted February. 10, 2017 08:21,   

Updated February. 10, 2017 08:34

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米国のB-1B超音速戦略爆撃機4機が最近、米国本土からグアム基地に前進配備されたことが確認された。「死の白鳥」と呼ばれるB-1B爆撃機のグアム配備は、昨年8月以来初めて。来月のキー・リゾルブ韓米合同軍事演習での北朝鮮の挑発抑止のための韓半島出撃準備に入ったと見られる。

米太平洋司令部は9日、テキサス州ダイス基地所属B-1B爆撃機が6日にグアム基地に到着したと明らかにした。この爆撃機は、域内の戦略的抑止と同盟国支援任務を遂行すると、米太平洋司令部は伝えた。これに先立ち昨年8月にもB-1B爆撃機が2004年以来初めてグアムに配備され、1ヵ月後に北朝鮮が5回目の核実験を強行すると、韓国に出撃して北朝鮮に対して武力示威を行った。B-1B爆撃機は最大音速の1.25倍(時速1530キロ)でグアム基地から2時間で韓国(約3200キロ)まで来られる。

一方、ヴィンセント・ブルックス在韓米軍司令官は7日(現地時間)米陸軍協会(AUSA)の主催で、ワシントンで開かれたミサイル防衛討論会の画像基調演説で、「防衛だけでは不十分だ。必ず(北朝鮮ミサイル施設を攻撃できる)攻撃力を備えなければならない」と明らかにした。そして、「韓国は人口が密集しているため、北朝鮮ミサイルが1発でもミサイル防衛システムを突破した場合、大打撃を受けるだろう」と指摘した。

米連邦下院議員も、北朝鮮の核・ミサイル脅威に備えて米国のミサイル防衛システムの速やかな強化を求める内容の書簡を先週ホワイトハウスに送ったと、米国のニュースサイト「ワシントン・フリービーコン」が8日、報じた。共和党のトレンド・フランクス下院議員が共同議長を務める「ミサイル防衛コーカス」は書簡で、「老朽化したミサイル防衛システムが(敵の)進化する脅威に後れを取っている」と指摘した。



윤상호군사전문기자 워싱턴=이승헌 ユン・サンホ軍事専門記者 ddr@donga.comysh1005@donga.com