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潘基文氏の安東訪問仲介者は都英心・国連観光機関理事長

潘基文氏の安東訪問仲介者は都英心・国連観光機関理事長

Posted May. 30, 2016 07:21,   

Updated May. 30, 2016 07:57

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国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンプクト)地域を訪問するよう橋渡しをしたのが、国連世界観光機関「ステップ」(ST-EP)」の都英心(ト・ヨンシム)理事長だったことが分かった。

外交消息筋は29日、「潘氏と格別の間であり、国連と業務上関連のある仕事をする都氏が慶尚北道安東(アンドン)の河回村(ハフェマウル)訪問を説得して成功させたと理解している」と話した。都氏は、1999年の英エリザベス女王の河回村訪問にも核心的な役割を果たした。夫(権正達・元韓国自由総連盟総裁)が安東出身という縁もある。

潘氏は、外交通商部長官時代に都氏を観光スポーツ大使に委嘱したことがある。事務総長に選出された後、ミレニアム開発目標(MDGs)諮問委員に任命した。今年1月には、潘氏の核心事業である持続可能な開発目標(SDGs)諮問委員に再び委嘱し、3月に都氏が国連本部で「すべての女性と子供たち」キャンペーンを開催した時、潘氏が参加して場に華を添えた。

都氏は同日、東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「私は貢献していない。国連事務総長が訪問国でその国の文化遺跡を訪れることは慣例だ」と謙虚に答えた。当初、潘氏の安東での訪問先として河回村と退渓(李滉)の古宅の2つの案が検討されたという。河回村がユネスコ世界文化遺産であり、退渓の直系子孫の健康問題などを考慮して、最終的に河回村に決定したという。



조숭호기자 チョ・スンホ記者 shcho@donga.com