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48年前のあのデザイナーと一緒に、現代自「ポニークーペ」復活へ

48年前のあのデザイナーと一緒に、現代自「ポニークーペ」復活へ

Posted November. 25, 2022 08:38,   

Updated November. 25, 2022 08:38

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「1974年にポニーを作る時の情熱を持ってデザインする」

現代(ヒョンデ)自動車の招待で韓国を訪れたイタリアの伝説的な自動車デザイナー・ジョルジェット・ジウジアーロは、1974年にイタリアのトリノモーターショーで披露した「ポニークーペコンセプト」(開発方向性を盛り込んだ試作車)を原型のまま復元するプロジェクトに参加すると明らかにした。ポニークーペコンセプトは量産に至っておらず、車体も分からない理由で流失した。

24日、現代自動車グループ人材開発院の麻北(マブク)キャンパスで開かれたデザイントークイベントで、ジウジアーロは、「進歩したポニークーペを見ることになるだろう」としたうえで、このように述べた。ジウジアーロは、イタリアのデザイン会社「GFGスタイル」の設立者兼代表で、ポニーとポニークーペデザインを皮切りに、ポニーエクセルやプレスト、ステラ、ソナタ第1、第2世代など多数の現代自動車の初期モデルをデザインしたことでよく知られている。

ジウジアーロ代表は、「1974年に現代自動車がポニーを作ったのは奇跡だった」と振り返った。氏は、「現代自動車のために自動車をデザインしてほしいという要請を受けて、実は慌てたが、蔚山(ウルサン)で現代自動車が大きな船を建造するのを見て、現代自動車が意欲を持っていることを感じた」と話した。

同日のイベントには、現代自動車グループCCO(Chief Creative Officer)であるルーク・ドンカーヴォルケ副社長と現代デザインセンター長のイ・サンヨプ副社長なども参加した。現代自動車は、GFGスタイルと共同でポニークーペコンセプトを復元することにし、来年春に初めて公開する予定だ。

ドンカーヴォルケ副社長は、「現代自動車の過去50年前の出発はポニーだった。ポニークーペは、現代自動車のヘリテージを抱いた霊的なアイコンになるだろう」と述べた。イ副社長は、「過去を反映して継承するモデルの開発に努める」と述べた。


ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com