Go to contents

バイデン氏、再びマスク…企業もマスクを義務化

バイデン氏、再びマスク…企業もマスクを義務化

Posted July. 30, 2021 08:24,   

Updated July. 30, 2021 08:24

한국어

米国で新型コロナウイルスの変異ウイルス「デルタ株」の感染が拡大していることを受け、バイデン米大統領が2ヵ月ぶりに屋内でマスクを着用した。

バイデン氏は28日、ホワイトハウスでマスクを着用し、ベラルーシの反政権派の指導者スベトラーナ・チハノフスカヤ氏と会った。バイデン氏は今年5月、米疾病対策センター(CDC)がワクチン接種者に対するマスク指針を緩和した後、これまでマスクを着用していなかった。CDCが27日、ワクチンを接種しても屋内ではマスクを着用することを再び推奨し、これに従ったのだ。

グーグルやフェイスブックなど米国の主要企業や州政府も、感染対策を一斉に強化した。

AP通信によると、グーグルのサンダー・ピチャイ最高経営責任者は同日、職員宛ての電子メールで、ワクチン接種を義務づけ、職場に戻る時期を9月1日から10月18日に延期する方針を発表した。フェイスブックも同日、米国の職員のワクチン接種を義務づけることを決めた。

ブルームバーグ通信によると、アップルも米国内の店舗で、職員と客にワクチン接種の有無に関係なくマスクを着用するよう指針を下す計画だ。アップルは店舗の職員にワクチンを接種するよう推奨した。フォードは最近、ウイルスの感染が拡大しているミズーリ州やフロリダ州の職員と訪問者にマスク着用の指針を下した。モルガン・スタンレーは、ニューヨークの職場にワクチンを接種した職員と顧客のみ来ることができるとし、ブラックロックも、ワクチン接種を完了した職員にだけ職場を開放すると明らかにした。

バイデン政権が連邦政府のすべての公務員にワクチン接種を義務化することを近く発表すると米メディアが報じた中、州政府も公務員のワクチン接種を迫っている。ニューヨーク州のクオモ知事は、13万人にのぼる州公務員にワクチン接種を義務づけることを宣言した。ワクチン接種を拒否すれば、1週間に1度新型コロナウイルスの検査を受けなければならない。ニューヨーク市はワクチン接種者に100ドル(約11万5千ウォン)を給付すると明らかにした。


兪載東 jarrett@donga.com