Go to contents

防疫当局「1日の感染者数が来月初めに33万人に達する可能性も」

防疫当局「1日の感染者数が来月初めに33万人に達する可能性も」

Posted August. 17, 2022 09:01,   

Updated August. 17, 2022 09:01

한국어

中央防疫対策本部は16日、新型コロナウイルス感染症の第6波による1日の感染者数が33万人に達する可能性があるとの見方を示した。先月始まった第6波以後、防疫当局が公開した予測値の中で最も高い数値だ。

中央防疫対策本部は同日、政府の依頼で新型コロナ感染症の流行を予測した8の分析機関の予測値を発表した。これら機関の一つは来月7日に1日の感染者数が33万2000人に達するとの見方を示した。第6波のピーク時の感染者数について20万人前後との見方を示した防疫当局の当初の予測より13万人ほど多い。他の機関も8月下旬に28万1000人を予想した。

これらの機関名は公開していない。予測が間違った場合、ややもすれば社会的批判を浴びて、政府に推計資料を提供しなくなる可能性があるからだ。中央防疫対策本部のイ・サンウォン疫学調査分析団長は、「(33万人の予測は)最悪の中でも最悪を予測したもの」とし、実際の感染者数は20万人前後になる可能性が高い、との見解を示した。

また、今回の流行がピークを過ぎても感染者数は急速に減少することなく、長期間高止まりするだろうと専門家たちは警告した。高麗(コリョ)大学・九老(クロ)病院感染内科のキム・ウジュ教授は「8月中に全国の小中高校が始業し、秋夕(チュソク=旧暦8月15日の祝日)連休(9月9~12日)も近づくだけに、以前の流行の時のようにピークを過ぎて急速に減少するのは難しいだろう」と話した。

重症者の増加ペースも続いている。16日基準で入院治療中の重症者は563人で、第6波以後最も多かった。中央防疫対策本部は、9月初めに危篤患者は最大900人、死亡者は1日140人まで増える可能性があると見方を示した。再感染者も増えている。8月の第1週(7月31日~8月6日)には感染者の6.11%が再感染者だった。


イ・ジウン記者 easy@donga.com