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田仁智が初日にコースレコードで単独首位、KPMG全米女子プロ

田仁智が初日にコースレコードで単独首位、KPMG全米女子プロ

Posted June. 25, 2022 09:27,   

Updated June. 25, 2022 09:27

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田仁智(チョン・インジ=28)が米女子ツアー(LPGA)のメジャー戦、KPMG全米女子プロゴルフ選手権の初日をコースレコードで回り、約3年8ヵ月ぶりの優勝に挑戦する。

田仁智は24日、米国メリーランド州ベセスダにあるコングレショナルCC(パー72)で開かれた大会初日に、9バーディー、1ボギー1で8アンダー64をマークして単独首位に立った。田仁智の打数はコースレコードタイ記録だ。3アンダー69を記録した2位タイのチェ・ヘジン(23)とポルナノン・ファトラム(32)に5打差の田仁智は、通算3度目のメジャー優勝でツアー通算4勝目を目指す。

2015年の全米女子オープンで優勝し、2016年にLPGAツアーデビューを果たした田仁智は、同年にメジャー戦のエビアン選手権で優勝しメジャー2勝目を挙げた。2018年10月、KEBハナ銀行選手権で3度目の優勝トロフィーを手にした田仁智は、その後は優勝がなかった。今年3月のHSBC女子世界選手権での2位タイが2018年の優勝以後の最高成績だ。田仁智は、「この数週間、心理的にとても大変で負担感を感じた」とし、「結果を考えずにショットだけに集中しようと思った」と話した。

試合前に雨が降り、LPGAツアーが開かれる会場の中で最も長いコースの一つであるため、出場選手156人のうち14人だけがアンダーを記録した。ドライバー正確度100%、パーオン率83.3%を記録した田仁智は、「かなり雨が降ってコースがより長く感じられた。ウッドショットが良かったし、グリーンも柔らかくて長いクラブで打ってもバランスが取れた」と話した。

1アンダー71でキム・アリム(27)、キム・セヨン(29)らと6位タイで回った世界ランキング2位のネリー・コルダ(24)は、「私の成績でも満足しているのに、仁智さんはどんなコースでプレイしたんですか。本当によくできましたね」と舌を巻いた。世界ランキング1位のコ・ジンヨン(27)と、同大会3連覇を果たした朴仁妃(パク・インビ=34)は、イーブンパー72で15位タイだった。


金東昱 creating@donga.com