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レバノン戦勝利も10大会連続のW杯出場決定は次戦以降にお預け

レバノン戦勝利も10大会連続のW杯出場決定は次戦以降にお預け

Posted January. 29, 2022 08:27,   

Updated January. 29, 2022 08:27

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韓国の10大会連続のワールドカップ(W杯)出場決定は次戦以降にお預けとなった。

韓国は27日、2022カタールW杯アジア最終予選第7戦で、レバノンを1-0で下して勝ち点を17(5勝2分け)に伸ばした。28日にアラブ首長国連邦(UAE)もシリアを2-0で下して勝ち点が9(2勝2敗3分)になった。

最終予選3試合を残している中で、A組2位の韓国と3位UAEの勝ち点差は8のままで、韓国は組2位の確定をは見送られた。残りの3試合でUAEが全勝を挙げ、韓国が全敗すれば順位は変わる可能性がある。しかし、韓国は2月1日にUAEのドバイで行われるシリアとの第8戦で勝てば、残りの試合の結果と関係なく本大会進出を決まる。

シリアは2分け5敗(勝ち点2)で最下位に止まっている。最終予選でイラク(4分け3敗、勝ち点4)と並んで勝利が一つもないシリアは5得点13失点でA組最多失点を記録している。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングも86位で、33位の韓国より低い。韓国との戦力差が大きいため、韓国がシリアを無難に破るだろうとみられている。

A組1位のイランはイラクを1-0で下して6勝1分け(勝ち点19)を記録し、残り試合の結果に関係なく少なくとも組2位を確保し、アジア地域で一番先にW杯本大会切符を手に入れた。A、B組で行われる今回の最終予選で各組の上位2チームは本大会出場が決まる。イランは2014年ブラジル大会以来3大会連続、通算6度目のW杯本大会進出に成功した。

一方、B組では日本がホームに中国を迎えて2-0で勝利した。日本は勝ち点15(5勝2敗)で1試合少ない首位サウジアラビア(勝ち点16、5勝1分け)を勝ち点1差で詰め寄りながら2位を維持した。しかし、ベトナムを4-0で破った豪州が勝ち点14(4勝1分け1敗)を記録し、日本を追い上げている。1位と3位の勝ち点差が2に過ぎず、1試合の結果次第では順位が入れ替わる危ない状況だ。


李元洪 bluesky@donga.com