Go to contents

柳賢振と金広鉉、勝利ならずもクオリティスタート

柳賢振と金広鉉、勝利ならずもクオリティスタート

Posted June. 17, 2021 08:08,   

Updated June. 17, 2021 08:08

한국어

米大リーグの柳賢振(リュ・ヒョンジン=34、トロント・ブルージェイズ)と金広鉉(キム・グァンヒョン=33、セントルイス・カージナルス)が同じ日にそれぞれ違う先発マウンドに立ち、共にクオリティースタートを記録して好投した。しかし、チームのブルペンと打線の援護を受けられず、勝利投手にはならなかった。

「ブルーモンスター」柳賢振は16日、ニューヨーク州バッファローのセレーンフィールドで行われたニューヨーク・ヤンキースとのホーム試合に先発登板し、6回を投げ5安打(2被本塁打)、4四球、3奪三振、3失点を記録した。全92球のうち右打ち打者が苦手とする外角のチェンジアップ(31球)と内角速球(27球)を多く投げた。速球の平均球速は時速145.5キロでシーズン平均(143.7キロ)より高かった。

1回を失点なしに仕留めた柳賢振は2回表に先頭ゲイリー・サンチェスにソロ本塁打を許した。サンチェスは柳賢振との通算対決で3安打を放ったが、3安打全てが本塁打だった。4回表には今月6日にメジャーデビューしたクリス・ギッテンズにソロ本塁打を浴びた。ギッテンズはデビュー以来同日の第1打席まで14打数無安打だったが、柳賢振相手に初安打を本塁打で飾った。

柳賢振はチームが5-3でリードしていた7回にマウンドを降り、勝利投手の要件を満たしたが、ブルペン陣がシーズン6番目の勝利を逃した。7回に柳賢振と交代で投入されたアンソニー・カストロは、ブレット・ガードナーに右越えソロ本塁打を浴び1点差で詰め寄られた。その後、DJ・ルメイユに2塁打を許した後、2度も暴投して同点に追いつかれた。トロントは8回表に追加で1点を奪われ5-6で逆転負けした。

腰の負傷から11日ぶりに復帰した金広鉉もミズーリ州セントルイスのブッシュスタジアムで行われたマイアミ戦で、6回3安打5四球6奪三振1失点とシーズン初のクオリティースタートを果たした。最高149キロの速球を投げたが、全102球のうちストライクが49球に過ぎないほど、制球が不安定だった。このため、メジャーデビュー以来、1試合最多の5四球を許した。0-1でリードされた7回裏に交代した金広鉉はチーム打線が1点を奪って同点に追いつき、敗戦投手の危機から逃れた。セントルイスは9回裏にポール・ゴールドシュミットのサヨナラ本塁打で2-1で逆転勝ちした。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com