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投手用の頭部保護キャップ、KBOも導入か

投手用の頭部保護キャップ、KBOも導入か

Posted May. 29, 2020 08:29,   

Updated May. 29, 2020 08:29

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17日のハンファ戦で強い打球に頭を打たれたロッテの投手イ・スンホン(写真)が退院した。ロッテは、「イ・スンホンが26日に退院した。手術は必要としないが、1ヵ月間休養してからチームに合流する予定だ」と伝えた。

イ・スンホンが再びマウンドに立つ時に着用する用具に変化があるかどうかに注目が集まる。同日、米国のスポーツ専門チャンネルESPNによると、ロッテはイ・スンホンがケガをした後、米国から投手保護具を注文したという。帽子の内側にカーボンなど緩衝材を入れた特殊帽子で、打球から投手の頭部を守ることができる。ESPNは、「KBOリーグが米国の投手保護具を注文したのは初めて」と放送した。ロッテ関係者は、「最近多様なブランドの保護具サンプルを受け取り、使い難さはないか検討している。着用するかどうかは分からない。選手の意見に従う予定だ」と話した。

投球から頭を保護するために打者がヘルメットを着用するのは日常となった。しかし、韓国プロ野球で投手が打球から頭部を保護するための用具を着用した例は見当たらない。1999年にキム・ウォンヒョン(斗山コーチ)、2016年のキム・グァンサム(LGコーチ)、2017年のキム・ミョンシン(元斗山)が打球に顔や頭部を直撃されてケガをしたが、その後も一般のキャップを着用した。

メジャーリーグでは柳賢明(リュ・ヒョンジン=トロント・ブルージェイズ)のチームメイト、マット・シューメイカーや金広鉉(キム・グァンヒョン=セントルイス・カージナルス)のチームメイトのダニエル・ポンセデレオンが頭部保護のために保護キャップを着用している。負傷から回復中のイ・スンホンも保護具に助けられて負傷のトラウマを克服できるだろうか。


金培中 wanted@donga.com