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3年6カ月ぶり利上げ 年内に追加引き上げへ

3年6カ月ぶり利上げ 年内に追加引き上げへ

Posted July. 17, 2026 08:46,   

Updated July. 17, 2026 08:46


韓国銀行(韓銀)の金融通貨委員会は16日、3年6カ月ぶりに政策金利を引き上げ、今後も追加利上げに踏み切る考えを示した。早ければ8月にも利上げを行い、「政策金利年3%台」の時代に入るとの見方が出ている。

金利が上昇すれば、物価高やドル高を抑え、急増した家計債務の伸びを落ち着かせる効果が期待される。一方、借金を抱える個人や企業の返済負担が増し、脆弱層や経営難に陥った企業の負担は重くなる。

韓銀の金融通貨委員会は16日、金融政策決定会合を開き、委員7人の全会一致で政策金利を0.25%ポイント引き上げ、年2.75%とした。利上げは2023年1月以来、3年6カ月ぶり。

金融通貨委員会は、「経済の成長基調が輸出と投資を中心に強まっている」とし、「物価上昇率が相当期間にわたり目標水準を上回るとみられることから、政策金利を引き上げることが適切だと判断した」と説明した。物価が上昇し、半導体の記録的な好況で景気が予想以上に好調な今が、利上げのタイミングだというのが韓銀の判断だ。家計向け融資の増加、首都圏を中心とする住宅価格の上昇、半導体大手の成果給による消費者心理の改善なども、韓銀が利上げに踏み切った背景に挙げられる。

申鉉松(シン・ヒョンソン)韓銀総裁は、「半導体景気の好調による効果が波及し、輸出、内需ともに堅調な流れが続くだろう」とし、「経済成長率は5月時点の予測に比べ、大幅に高くなるとみている」と説明した。韓銀は来月、経済成長率見通しを修正する際、今年の予測値を引き上げるものとみられる。これに先立ち、政府は最近発表した下半期の経済見通しで、今年の成長率予測を年初に示した2%から3.0%へ引き上げた。

韓銀は、物価上昇が当面続き、追加利上げに踏み切る可能性があると予告した。金融通貨委員会は、「今後の金融政策は、利上げ基調を継続する必要があると判断する」と明記した。利上げ局面に入ったことを公式に示した形だ。申氏は、来月の追加利上げの可能性について、「あらゆる可能性を排除せず、金融政策を運営する」とし、「物価が目標値に落ち着くことを確認するまで、金融政策で対応する」と強調した。

韓銀が利上げに踏み切ったことで、3%台の消費者物価上昇率は、ある程度落ち着く可能性が高まった。利上げに伴うウォン高により、1ドル=1500ウォン台を行き来する対ドルウォン相場も下落する余地が生じた。ただ、市場金利が上昇し、住宅ローンや個人向け信用貸付を利用している庶民が返済する元利金は増えるものとみられる。


カン・ウソク記者 チェ・ミソン記者 wskang@donga.com