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韓中日3国首脳会談、来月26、27日にソウル開催を検討

韓中日3国首脳会談、来月26、27日にソウル開催を検討

Posted April. 11, 2024 08:55,   

Updated April. 11, 2024 08:55

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韓国、中国、日本が来月26、27日を軸にソウルで3ヵ国首脳会談を開催することを検討していると、読売新聞が10日付けで報じた。

外交部も、韓中日3国が首脳会談の開催日程について話し合い、最終的な議論の段階にあると明らかにした。外交部当局者は9日、「3国の政府間で共感があることを何度も再確認した」とし、「共感をもとに開催日程を最終調整中」と明らかにした。趙泰烈(チョ・テヨル)外交部長官も8日、3国が首脳会談の日程を最終調整中だと述べた。

会談が実現すれば、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領、岸田文雄首相、中国の李強首相が参加するものとみられる。岸田氏は昨年5月以来、1年ぶりの訪韓だ。李氏は昨年3月の首相選出後、初めて韓国を訪れる。通常、中国からは韓中日首脳会談に、習近平国家主席ではなく現職の首相が参加する。

韓中日首脳会談は、2019年12月に中国・成都で開かれて以来の開催となる。その後、新型コロナウイルスの感染拡大だけでなく、韓国と中国、中国と日本の関係悪化で開催されなかった。韓国はこれまで首脳会談の再開に向けて努力してきたが、中国が開催に消極的だったため、日程調整に難航した。最近、中国側の態度変化で、会議の開催に向けて進展がみられた。

韓中日首脳会談では、北朝鮮を含む東アジア情勢、3国の経済協力などが包括的に議論される見通しだ。ただし、台湾、東シナ海などをめぐって中国と日本が依然として対立しており、韓国と中国の関係も改善されていないため、有意義な成果が得られるかどうかは未知数という懐疑論も提起されている。


東京=イ・サンフン特派員 シン・ギュジン記者 sanghun@donga.com