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韓米の安保室長、「北朝鮮の弾道ミサイルのロシア移転、強く非難」

韓米の安保室長、「北朝鮮の弾道ミサイルのロシア移転、強く非難」

Posted January. 11, 2024 07:59,   

Updated January. 11, 2024 07:59

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張虎鎮(チャン・ホジン)国家安保室長とサリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は9日(現地時間)、初の電話会談で、最近の北朝鮮の相次ぐ挑発について話し合い、「北朝鮮がロシアに弾道ミサイルを移転したことに対して最も強力な言葉で非難する」と明らかにした。

ホワイトハウスによると、張氏とサリバン氏は、最近の西海(ソへ・黄海)での砲撃など北朝鮮の挑発に対する見解を共有し、北朝鮮とロシアの軍事協力が厳重な問題であるという認識を共にした。両者はまた、「朝ロの兵器移転と(ウクライナでの)使用は、国連安全保障理事会決議違反であり、欧州と韓半島、インド太平洋地域に重大な影響を与える」と指摘した。そして、「朝ロ協力の増進を受け、ウクライナを支援するための韓米間の緊密な協力を継続していく」と明らかにした。

韓国や米国など47ヵ国の外相も同日、共同声明を通じて、「北朝鮮の弾道ミサイル輸出とロシアがこのミサイルをウクライナに使用したことを最も強力な言葉で非難する」と明らかにした。共同声明は、国連安全保障理事会で北朝鮮のロシアに対する弾道ミサイル支援を議論する前日に出された。

共同声明は、「ロシアがウクライナで北朝鮮の弾道ミサイルを使用したことは、北朝鮮にとって貴重な技術的・軍事的洞察を提供する」とし、「このような協力が安全保障において持つ意味を深く懸念する」と強調した。また、「ロシアが北朝鮮の兵器輸出の見返りに何を提供するのか注視している」と主張した。


ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com