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米国の新規感染者、78%がオミクロン株の変異系統

米国の新規感染者、78%がオミクロン株の変異系統

Posted July. 23, 2022 09:28,   

Updated July. 23, 2022 09:28

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米国で新型コロナウイルスの新規感染者の5人に4人は、オミクロン株の変異系統「BA.5」に感染したことが明らかになった。連日、新規感染者の最多記録を更新している日本でもBA.5に感染した割合が96%にのぼった。

19日(現地時間)、米疾病対策センター(CDC)は先週(10~16日)、新型コロナウイルスの新規感染者のうち77.9%がBA.5に感染したと推算した。また、オミクロン株の別の変異系統「BA.4」の感染者(12.8%)が後に続いた。新型コロナウイルスに一度感染し、オミクロン株の変異系統に再び感染した割合は今月6.4%で、5月より2倍近く上がり、感染再拡大の懸念も大きくなっている。

 

日本では21日、新規感染者18万6209人を記録し、2日連続過去最多を更新した。22日、NHKによると、オミクロン株の感染拡大傾向が最高潮だった今年2月の最多感染者(10万4169人)の2倍に近い。日本の国立感染症研究所によると、日本国内の感染の中でBA.5の割合は約96%で、8月以降100%に達するとみられている。

 

日本政府は、濃厚接触者の自宅などでの待機期間を原則7日から5日に短縮すると発表した。検査で最短3日目の解除も可能となる。また、医療機関を通じて無料で抗原検査キットを配布する検討に入った。ただし、日本も韓国のように検査キットを薬局で販売しており、医療機関を通じた配布は特段効果がないという声もある。

松野博一官房長官は、「全国の感染者数が1週間前より1.72倍になるなど急速に増加している」とし、「医療提供体制への影響も含め、最大限の警戒感を持って注視する必要がある」と明らかにした。


シン・アヒョン記者 abro@donga.com