新型コロナウイルスの感染拡大で運休していた「金浦(キムポ)~羽田」間の空の道が、2年3ヵ月ぶりに再開する。ソウルと東京をつなぐ代表的な航空路線が再開され、韓日関係の回復のための人的交流も本格的に再開される見通しだ。
国土交通部と外交部、文化体育観光部は、今月29日から金浦~羽田路線を週8往復運航する内容を、21日、韓日両国の航空当局間のオンライン会議で合意したと、22日明らかにした。この路線が運航されるのは、2020年3月に運航が中断されてから2年3ヵ月ぶりのこと。
今回の運航再開は、人的交流の復元が韓日関係の回復の第一歩という両国の共感によるものと見られる。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が、29日から30日まで北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議に出席し、岸田文夫首相と初めて対面することにしたのも、今回の再開決定に影響を及ぼしたものと分析される。尹大統領は、先月10日の就任直後、両国の交流活性化のために金浦-羽田線の運航を速やかに再開する必要性を強調した。
チョン・スング記者 チェ・ジソン記者 soon9@donga.com · aurinko@donga.com
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