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韓国軍、ベジタリアンやイスラム教徒の兵士向けメニューを提供へ

韓国軍、ベジタリアンやイスラム教徒の兵士向けメニューを提供へ

Posted December. 28, 2020 08:23,   

Updated December. 28, 2020 08:23

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軍が来年から、ベジタリアンとイスラム教徒の兵士のために肉やハムなど肉類が入っていない食事を提供する。多文化家庭出身やベジタリアンの入隊者が増えることを考慮した措置だ。

国防部と兵務庁は、来年2月から兵役判定検査時、身上明細書にベジタリアン、イスラム教徒と記載すれば、所属部隊に伝え、自隊配置後に「ビーガン(ベジタリアン)式」の食事を提供する計画だ。上官の顔色をうかがったり、不利益を懸念してベジタリアンであることを明らかにできず、食事で困る兵士がいないようにする考えだ。軍関係者は、「ベジタリアンやイスラム教徒の兵士の数を正確に把握し、メニューを組む方針」とし、「軟豆腐や海苔、果物、サラダ、穀物シリアル、野菜ビビンバ、ビーガン向けの缶詰めなどがメインのメニューになるだろう」と話した。

現在、軍服務中の兵士でベジタリアンやイスラム教徒と明らかにした場合は、意見を反映して肉類を除いた食事を提供している。米軍は部隊の食堂にサラダバーを設け、ベジタリアンに問題がないという。ビンセント・ブルックス前在韓米軍司令官もベジタリアンだった。ブルックス氏は在任時、韓国軍将軍らと食事の約束がある場合、ベジタリアンであることを明らかにして事前にメニューを選んだという。


尹相虎 ysh1005@donga.com