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ウッズ「最高の体調を作ったのに…」、マスターズ延期に心境語る

ウッズ「最高の体調を作ったのに…」、マスターズ延期に心境語る

Posted April. 14, 2020 08:42,   

Updated April. 14, 2020 08:42

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「驚くことにマスターズに向けて順調に調整が進んでいた。マスターズが予定通り開かれていたら絶頂のコンディションで参戦したことだろう」

「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ(45・米国)は今年もピンク色のツツジ花が満開した4月のオーーガスタ・ナショナルGCでグリーンジャケットに袖を通す夢を見た。「名人熱戦」マスターズは1997年にウッズがツアー史上最年少(満21歳3ヵ月)で優勝し、「皇帝」誕生を告げた大会で、昨年に11年ぶりのメジャー優勝で復活をアピールした大会だ。

しかし今年はマスターズは新型コロナウィルスの影響で11月に延期された。既存の日程なら13日(韓国時間)は大会最終日でウッズが自身のシンボルとなっている赤色シャツを着てフィールドを回っていたかもしれない日だ。

この日、ウッズはフロリダ州ジュピターにある自宅で行った米CBSとのテレビインタビューで、マスターズにまつわる過去と現在、そして未来について語った。大会がなくなり殆ど自宅で過ごしているためか、無精ひげになっていた。

昨年の優勝場面を改めて見たウッズは、「当時自分が大声で叫んだのか手を突き上げたのか覚えていない。瞬間的に『ブラックアウト』になっていたようだ」と話した。優勝の瞬間を振り返りながら泣き声になったウッズは、「人々は自分が1997年のマスターズで優勝した時、父(アール・ウッズ=2006年死去)と抱き合った場面を一番記憶している。自分にとっては22年が過ぎて、母(クルティダ)を同じように抱きしめた昨年も特別だ」と語った。


鄭允喆 trigger@donga.com