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台風10号の影響で東海岸に水爆弾の懸念

台風10号の影響で東海岸に水爆弾の懸念

Posted August. 16, 2019 09:03,   

Updated August. 16, 2019 09:03

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台風10号の影響で、16日午後まで東海岸に多くの雨が降り、風も強く吹くと予報され、被害が懸念される。

15日、気象庁によると、台風10号は、同日午後3時現在、日本九州と四国の間を通って北上している。大阪西側の約290キロの海上だ。中心気圧は975hPa(ヘクトパスカル)、最大風速は秒速27メートル(時速で97キロ)、強風の半径は340キロだ。中強度の中型級台風だ。台風10号は16日未明、独島(ドクド)の東約130キロの海上に達すると予想される。鬱陵島(ウルンド)と独島は台風の直接影響圏であり、江原(カンウォン)と慶尚(キョンサン)などの東海岸の内陸は間接影響圏に入るだろう。

台風の勢力は、日本を通る時より少し弱まるだろうが、まだ大雨と強風を伴うと予想される。16日午後までの予想降水量は、江原嶺東(ヨンドン)と鬱陵島などが50~150ミリ。特に江原嶺東は強い東風の吹く地形の影響のせいで、多くは200ミリ以上の集中豪雨が降ることもある。ソウル京畿(キョンギ)、江原嶺西(ヨンソ)地域の予想降水量は20~60ミリ、忠清(チュンチョン)・全羅(チョンラ)・慶尚内陸地域は5~40ミリだ。

東海岸と鬱陵島、独島には、最大瞬間風速が時速72キロ以上の強い風が吹きかねず、施設物の墜落などの安全事故に注意しなければならない。東海岸のほとんどの地域では、強風注意報が出されている。気象庁の関係者は、「日本を通過しながら、地面の摩擦で台風の強度がますます弱まっている」とし、「17日午前中に温帯低気圧に変わると予想される」と説明した。

台風10号が過ぎ去った後、猛暑はしばらく和らぐと予想される。16日、全国の日中の最高気温は30~34度、17日は28~34度と予想される。大邱、光州などの一部の地域の日中の最高気温が34度まで上がり、残りはほとんど30~33度と予想される。ソウルの16日の日中最高気温は31度だ。すでに台風10号の影響で、全国のほとんどの地域に出されていた猛暑特報は解除された。台風の後、しばらくは熱帯夜もないと予想される。済州島(チェジュド)を除く全国のほとんどの地域の朝の最低気温は24度以下と予想される。


サ・ジウォン記者 4g1@donga.com